SMAPつよぽん出演、宮藤官九郎脚本、監督の「中学生円山」を観た。
妄想がつながっていく展開、
時々、笑いがこみあげてきたりしながら観ていたけれど、
つよぽん演じる下井辰夫が、
「正しく生きたい、それだけです」
と言った時、いきなり泣けてしまった。
正しく生きたいだけ
簡単に思えることが、
それを成し遂げようとすることが、
とても難しくなってしまうことがある。
正しく生きたい
だけなのに、それが出来なくて苦しい。
例えば、
傷つけあうことなく和やかに暮らしていきたい
だけなのに、それが出来なくて苦しい。
苦しいから、それを成し遂げようと、
結果的に正しくないことをしてしまう。
和やかに暮らせなくなってしまう。
でも実は、
正しく生きたいのなら、
自分が正しく生きればいいだけなのかもしれない。
傷つけあうことなく和やかに暮らしたいのなら、
自分が誰かを傷つけることないように、和やかに暮らしていくことを心がけていけばいいだけなのかもしれない。
人にも正しさを求めるから、苦しくなる。
傷つけられたことに落ち込むから、人にも和やかに過ごすことを求めるから苦しくなる。
だけど、
苦しいから、どうにかしようと考えて、
間違った方向にいかずに、こたえに気づくことが出来るなら、
苦しいと思うことも無駄ではないのかもしれない。
そして、
わかっていても簡単に割り切れないから、
人間って愚かで、愛おしい存在なのかもしれない。
さらに、
自分がどうしてそうしたいと考えるのか、その理由について深く理解することが、
大切なのかもしれない。
などと、
多感な中学生のようなことを、あれこれと考えてしまった。
いえ、
中学生の頃だったら、
「苦しい、どうしたらいいだろう」
までしか考えられなかったかもしれないので、
いいだけ大人になったのに、
思春期の頃からなにも成長していないと思っていたけれど、
少しは成長できているのかも。
だとしたら、よかった^^
「中学生円山」
この映画は、男性の方が女性よりも、より理解できるのかな、と思った。
あ~、このバカらしい妄想、わかる~、男って、こんななんだよねえ、
みたいな。(失礼;)
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