ずっと前に、雑誌の読者からの手紙コーナー(という名前ではないと思いますが)に採用された、私が投稿したらしい”映画レビュー、のようなもの”です。
”私が投稿したらしい”というのは、その文章に全く覚えがないのですが、切抜きのその部分がペンで囲まれていて、名前も私が使ったと思えるペンネームで、文章の雰囲気も私っぽいので、たぶん、というか、間違いなく私が書いて投稿して採用されたものなのです。
採用されたのが嬉しくて、切り抜いて、自分の部分をペンで囲んで、大切にしまっておいたものだと思われます。
そして”映画レビュー、のようなもの”というのは、今の私は、その映画がどんな映画だったのか、映画館で観たのか、レンタルしてきて観たのか、まるで覚えていないからです。
しかし、文章的には明らかに、その映画を観て書いたものと思われるのです。
2回、採用されたらしく、2本の映画について書いています。
思わず突っ込みたくなるような、私の”映画レビュー、のようなもの”を、とりあえず紹介します。
1作品目は「バッド・インフルエンス」という映画。
調べたところ、1990年に公開された映画のようです。
ロブ・ロウとジェームズ・スペイダーの共演「バッド・インフルエンス」。 もしかしてどこででも起こりうることなのかもしれない。スペイダー扮するマイケルはストレスのかたまりで、無意識に逃げ道を探していた。そこにロウ扮するところのアレックスが侵入していくんですねー。 ずっと上を見続けていて、ふっと疲れて力を抜きたくなること、誰にでもあると思う。 アレックスが聞く。「一体、なにが望みだ?」 それは優しいカウンセラーさながら。 これが見るからに悪人だとか、ヤクザもんだったら、腐ってもエリートのマイケルくん、簡単に心を許さなかったでしょう。だけどアレックスは、どこか坊ちゃん風の雰囲気を持っているのだ。とても悪人には見えない。ここが落とし穴。 この後、どうなっちゃうの? クレジットを観ながら、そんなことを考えていた。 |
……なんでしょうか、この映画はサスペンスなのでしょうか?
そんな雰囲気を感じます。
2作品目は「ラッキー・カフェ」。1988年公開の映画らしいです。
善人ばかりじゃない。時には自分を守るために他人を傷つけてしまうこともあるだろう。でもそれは人間特有の弱さゆえ。すべての人間の本質って”善”なんじゃないかしら? そんな気持ちになってしまう。 ほのぼのしている? ううん、そんな甘いもんじゃない。ピリリと辛いスパイスがきいている。でも、底に流れているのは”人間愛”。 しんどい状況になってしまう。もうドン詰まり。だけどドラマチックに盛り上がったりせずにどこか淡々としているのは、多分人間が毎日当たり前のように送っている”生活”を描いているものだから。 きっと心が痛くなる。すてきなプレゼントをありがとう。ああ、おいしいコーヒーが飲みたいな。「ラッキー・カフェ」は、そんな映画でした。 |
……そんな映画でした、って、一体どんな映画なんだ!と、自分で書いたはずの文章を読んで、突っ込んでしまいました。
本当に、まるで覚えていません……、この2本、どんな映画なのでしょう?
でも、観直したいような気持ちになりました。
あらためて観直して、
「書いたことと全然イメージ違う!」
って、また突っ込みたくなったりして。あはは^▽^;(←どうしたらいいのかわからなくなってきたので、笑って締める)
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