ドラマと原作が全然違うらしいと噂を聞き、
「これは原作を読むしかないでしょう!」
と「白夜行」(東野圭吾著、集英社)を読んだ。
通勤電車の中でしか本を読まない私。
あの、ぶあつ~い文庫本は荷物になった・・・
が、おもしろかった!
最後のほうは一気に読んでしまった。
重苦しく、ドロドロしている内容のはずなのに、渇いた印象を受けた。
ラストも呆気なくて、
「あれ? もっと説明ないの?」
って思ったけれど、その呆気なさがかえって余韻を残す。
一体、これはなんなの?と思って、考えるうちに悲しくなってくる。
原作を読み終えて、ドラマを観たら、今までと感じ方が変わった。
原作では主役2人の心の動きは全然描かれていない。
だけど感情がないわけはなくて、ドラマでは原作で描かれなかった2人の心境が描かれているように感じて、引き込まれた。
鉄の仮面をかぶっていたような2人は、実はこんな感情を隠していたのか。
人間って、守るべきものがあると、こんなに強くなれるのか・・・、決して正しいと言える強さではなかったとしても。
もっと早くに原作を読んで、ドラマも最初から真剣に観ればよかったな。
と、過ぎたことを考えても仕方が無いので、今後のドラマは見逃さないようにしよう。
(しかし小説とドラマは、まったくの別物という意見も多々あり)
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2006年2月24日 at 10:02 PM
わたしも白夜行、見てます。
(今クールで見てるドラマはこれだけです)
同じように文庫本も購入しました。
が、読んでいる時間がなくて、まだ途中です。
微妙に原作とドラマとは違うけど、
やはりどちらも良い作品だと思いますね。
リアルタイムで見られない時は、必ず録画して見てます。
2006年2月25日 at 12:56 AM
こんばんは(^^♪
ドラマの最初の方はマジメに観てなかったんです。
でも話題になっていたので、原作が読みたくなって、原作を読んだら、ドラマもきちんと観たくなって、原作を読んでからドラマを観たら、感じ方が変わりした。
原作とは違う部分はありますが、それは仕方ないのかなと思います。
中々原作を超えるものってないですから・・。
でもドラマはドラマで目が離せないですよね!
私も今クールで観てるのは、このドラマだけです。