映画「ローズ」(監督:マーク・ライデル、キャスト:ベット・ミドラー、アラン・ベイツ、他)を観た。
ジャニス・ジョプリン
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映画を観た理由
1979年公開のこの映画、もちろんDVDで観たのですが、何故観たかというと、
理由その1
去年知って、何度か演奏を聴きにいったmodeaがこの曲を取り上げていて、いい曲だな~、どこかで聴いたことある曲だな~と思っていたら、
「この曲は、映画”ローズ”の中で流れていました」
と紹介していたこと。
理由その2
そこで、「ローズ」ってどんな映画なのだろうと思って調べてみたら、ジャニス・ジョプリンをモデルにした作品だということがわかって、ジャニス・ジョプリンといえば60年代の最大の女性シンガーで、でも私は名前くらいしか知らなくて、どうして名前は知っていたかというと、ブライアン・ジョーンズと同じ27歳で亡くなったと並べて書かれていることが多いから。
ちょっとブライアンとつながりがある?と、別にブライアンが出てくるわけではないと知りながらも、興味をそそられた。
映画は素晴らしかった!
そんなこんなの理由で、DVDを借りてきました。
映画を観て……、
いえ、もう本当に、素晴らしい映画でしたーーーー!
ベット・ミドラーの歌唱力! 表現力!
そして、孤独と葛藤、激しさと弱さ。
絶対、観るべき映画です。
ベット・ミドラーは、この映画で初めて演技に挑戦したそうです。
監督曰く、
「ジャニス・ジョプリンを参考にはしているが、彼女の生涯を描いたわけではない。
架空のロックスターを念頭に人物像を練り上げた。
ロック史上で起きた出来事を、随所に織り込んでいった」
なのだそうです。
主題歌「ローズ」を訳しました
アレコレと映画の内容や私の感想を書くよりも、この「ROSE」という曲が全てを物語っていると思うので、今回はアレコレ書かずに、曲紹介します。
この曲から、映画のことも、そしてもしかしてモデルになっているジャニス・ジョプリンのことも感じ取れると思います。
英語の歌詞と、日本語に訳してみたのも入れておきます。
聴いているだけで泣けます。
この曲は、売り込みで送ってきたたくさんのテープの中にあったのだそうです。
書いたのはアマンダ・マクブルーム。
では、どうぞ!
人は言う 愛は脆い葦を押し流してしまう川のようだと
人は言う 愛は心を鋭く切りつける刃のようだと
人は言う 愛は永遠に続く痛みを伴う飢えのようだと
でも わたしは言うわ
愛は、花
そして あなたはその花を咲かす唯一無二の種なのよ
傷つくことを恐れていては 心は躍らない
夢から覚めることを恐れていては チャンスはつかめない
与えようとしない人は なにも得られないの
そして 死を恐れるばかりで
生きる素晴らしさを知ろうともしない
ひどく孤独な夜を過ごす時
道が果てしなく長いと感じてしまう時
愛は 選ばれた運が強い人にしか与えられないものだと思ってしまうかもしれない
でも思い出して
厳しく寒い冬の間
降り積もる雪の下で じっと耐えている種こそが
太陽の恵みを受けて
春には 美しい薔薇の花を咲かすのだということを
Some say love it is a river
That drowns the tender reed
Some say love it is a razor
That leaves your soul to bleed
Some say love it is a hunger
An endless aching need
I say love it is a flower
And you its only seed
It’s the heart afraid of breaking
That never learns to dance
It’s the dream afraid of waking
That never takes the chance
It’s the one who won’t be taken
Who cannot seem to give
And the sould afraid of dyin’
That never learns to live
When the night has been too lonely
And the road has been too long
And you think that love is only
For the lucky and the strong
Just remember in the winter
Far beneath the bitter snows
Lies the seed that with the sun’s love
In the spring becomes the rose
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よろしくお願いします!
未婚の母と、登校拒否の高校生男子と、自称「うまく生きてる」あたしの物語。
「そんな夜の、とっておき」 |
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2009年1月31日 at 2:18 PM
ジャニス・ジョプリン、ブライアン・ジョーンズで思い出すのは、一頃言われた「Jの悲劇」です。若くして事故やドラッグで死ぬスターには名前に「J」が付く人が多いというやつ。ジミ・ヘンドリックス、ジム・クロウチ、ジム・モリソン、ジョン・レノンなどなどですね。まあ、西洋人にはJの付く名前が多いということなんでしょうけど。そういえば、イエス・キリスト(Jesus「Joshua」 Christ)にもJが付きますよね。そう考えると、彼らはもしかしたらその死によって時代の罪を購ったのかな、なんて思ってしまいます。深読みし過ぎですね。[E:coldsweats01]
2009年1月31日 at 2:41 PM
セックスピストルズのシド・ヴィシャス(Sid Vicious, 本名John Simon Ritchie)も加えておきます。
2009年2月1日 at 9:12 PM
「Jの悲劇」…、怖いですね。
ジャニス・ジョプリンは名前も名字もJですものね。
でも「Jの悲劇」にMick "J"aggerが含まれなくてよかったと思います。
ミックがいなかったら、ストーンズは今はなかったかもしれませんから。
がんばれ、ミック!
(いわれなくても、充分がんばっているのでしょうけれど)