「じゆうがたび」宇賀なつみ|自由なパワーが生まれる本

アナウンサー宇賀なつみさんの初エッセイ、「じゆうがたび」を読んだ。ほとんどテレビを観なくなった私、実は宇野なつみさんのことをほぼ知らなかった。(失礼;)なのに、なぜエッセイを読んだのかというと、たまたま観た番組に宇野さんが出ていて、本の紹介...

無人島のふたり―120日以上生きなくちゃ日記―山本文緒|大好きな文緒さんがそこにいた

「好きな作家さんは?」と聞かれれば、「山本文緒さん」と答える。このブログでも何作か、文緒さんの作品を紹介してきた。まだ若く活躍中だったので、これからも新作を読めるのだろうと、なんの疑いもなく思っていた。なのに。2021年10月13日永眠され...
音楽

[灯りの消えた街で」龍之介|人って意外とタフなんだ

龍之介さんのオンラインライブを観ていたら、「灯りの消えた街で」が演奏されていました。・・・ということで、思ったこと、思い出したことを綴ろうと思います。レビューとはいえません。あしからず<(_ _)>スポンサーリンク(adsbygoogle ...

「裸にネルのシャツ」山本文緒|羽振りが良いと寄ってくる、依存されると逃げる心理

「裸にネルのシャツ」は、山本文緒さんの短編集「みんないってしまう」に収められている一編。表題作「みんないってしまう」については、以前書いたのですが、今回は「裸にネルのシャツ」について書こうと思います! ネタばれ注意です!あらすじ(超ネタバレ...

自転しながら公転する/山本文緒 超ネタバレ注意! 宇宙の果てに向かってく?

山本文緒さんのファンになったのは、「パイナップルの彼方」を読んだとき。面白くて一気に読了。「こんなしょーもない自分でも生きていて大丈夫なんだ」と励まされ、ほっとした気持ちになったのを覚えている。その山本文緒さんの新刊が7年ぶりに出た。「自転...
音楽

音楽に救われる|龍之介ワンマンライブ2019秋

(綺麗な写真が撮れなかった……)帰宅して、持っていたバッグを床に叩きつけた。数日前のこと。私は人にはもちろんのこと、モノにも八つ当たりするのは好きではない。でもその時はイライライライラしていて、気付いたら、怒りのあまり、バッグを叩きつけてい...
音楽

ヘブンアーティスト:龍之介ツアーファイナル!2019年夏

「スマホリックベイビーズ」と名付けられた龍之介さん(ヘブンアーティスト)のツアー、ファイナルライブに行ってきた。会場に入ると、ストーンズの曲が流れていた。なんとなく、なんとなく今日は何かが違う。何かがおりてきているって気がした。新宿SACT...

「みんないってしまう」山本文緒|失って得て忘れて流されていく

山本文緒さんの「みんないってしまう」を読み返した。短編集「みんないってしまう」の中におさめられている表題作。ほかには、5年前に寄りかかられることを察知して去っていった彼が失業して、再会する物語、誰にも自分の気持ちはわからないだろうと思ってい...
音楽

帰ってきて、どこにも行かないで「ロックンロールイズナンバーワン」by龍之介さん

上野公園ヘブンアーティストでもある龍之介さんの「ロックンロールイズナンバーワン」。ノリのいい曲だなって思っていた。ストーンズの曲名が歌詞の中に出てくるのもお気に入り。しかしこの曲、実はとっても熱くて、せつなさいっぱいではないか!と気づいた。...

令和元年午前3時、しとしと雨の渋谷にて

新元号に変わるというので世間は大いに盛り上がっていたけれど、個人的にはそれほどでもなかった。元号が変わる、平成が終わるって、大きなことだとはわかっていたけれど。でも、令和元年を迎えるイベントがあると知り、しかもローリング・ストーンズの曲が聞...