夕暮れ時、空に虹がかかっていました。
「きれーい!」
と、思わず写メ、パチリ。


梅雨が明け、暑い日々が続いていますが、お元気でおすごしでしょうか?

ヘンかもですが、私は夏バテの気だるい感じが、結構好きです。

それでもって、食欲減退しながらも、ミニトマト大好き!な日々を過ごしています。

今回は先日、職人とアーティストの違いってなんだろうと思ったことについて書いてみます。

美容院に行って、いつもの美容師さんと話をしていたら、花火大会の話になって、その美容師さんは花火を見ていると泣けてくると言うんですね。

私は感動はするけど、泣けてくるほどじゃないなあと思っていたら、
「花火職人の気持ちになって泣けてくる」
と言うのです。

花火職人さんたちは、一度打ち上げれば終わりの花火を一年がかりで作るそうです。

だから、その職人さんの気持ちを考えると、花火大会の日がいい天気でありますようにと願わずにはいられないし、打ち上げられた花火に歓声があがると、
「よかったね、職人さん!」
という気持ちになって涙が出てくるんですって。

そういう見方があるのかーと思うのと同時に、これってもしかして美容師さんならではの感覚なのかなとも思いました。

美容師という職業も、自分の鋏のテクニックひとつの、いわば職人のような仕事ですよね。

だからこそ、その自分の職人技だけで勝負している人たちの気持ちがリアルに理解できるのかなって。

私は花火が打ち上げられる、あの不規則なリズム感に身をゆだねているのが心地よかったりするのですが、
これからはそれだけではなく、職人さんたちの気持ちにも思いを馳せてみようと思いました。

気持ちがわかるという点で言えば、私が泣くほど共感してしまったのは、あるミュージシャンの言葉です。

彼は自分のアーティスト活動を「透明」な(つまり、わかりづらい)ものだと表現していました。

でも、自分が作ったCDのダンボールの箱が、CDが売れて減っているのに気付いたとき、
わかりづらい透明のような自分の活動の成果が、わかりやすいダンボールの数ということで確認できて、
”自分は自分なりにとても頑張ってきたのではないか”
と初めて思えた、と。

確かにモノを作っていく、表現していく、ということは外から見るとわかりづらいことで、
それを実際の形(例えばCD)にするというのは、最後の段階での仕事であり、実は、そこに至るまでのことが重要だったりするのだと思います。

日々、感受性をいっぱいに開いて、いろいろ感じ取って、受け入れて、それを自分なりの形にして表現していく。

でも感受性をいっぱいに開いているというのは、しんどいことでもあって、喜びも大きく感じられるけど、反対に傷ついてしまうことも多いのです。

無防備でいる分、傷つき方も深くて、たぶん人から見たら、
「なにもそんなに深刻にならなくても」
って思えてしまうくらい、ずっどーんと落ちてしまう。

泣いたり笑ったり、かなり忙しい自分の感情に、ぶんぶん振り回されて疲れ果てる。

そこでつぶれてしまっては意味がないので、気持ちを切り替えて”表現する”という形に変えていくというのが大切なわけですが。

まあ、そんなこんなで、
「透明でわかりづらいこと」
が、
「わかりやすいダンボールの数という形」

で成果として確認できたとき、涙が出るほど感動したというのは、すごくわかるなあって思ったのです。

私はプロの表現者ではありませんが。

――ということを書いていたミュージシャンというのは、龍之介さんです。

ライブに行って来ました。

今回は自らが爪弾くギター1本のライブ。

好きですねー、こういうの。

ごまかしがきかない分、ストレートに伝わってくる感じが、すっごくいいです。

今回も感動とあったかさいっぱいのライブでした。

「少しでもみんなが笑顔で過ごせる時間がたくさんあるといいと思う」
というようなことを話していて、それって、私自身も誰かに伝えたりすることがあるのですが、
毎日過ごしていて、そんなに面白おかしいことばかりではないのはわかっている、
辛いこともあるかもしれないけど、それでも、少しでも、お互いに穏やかに、笑って過ごせる時間が長いといいですね、っていう気持ちがこめられているわけですよ。

決して、ノーテンキな言葉じゃなくて、それなりに厳しい経験もしてきたのだろうなって想像できる言葉だからこそ、感動もひとしおでした。

CDも買い、あらためて歌詞カードを見て、「ロマンチストの月」の
『涙は出ないよね 痛みも消えたよね』
が、女性側の言葉だと知って、あらためてなんてあったかい曲なのだろうと思いました。

そういうふうに心配してくれる彼女に、
♪いつしかこの胸に君がいて
僕を勇気付けてくれたから
もしも君が迷いそうな夜には
君の月灯かりになるよ♪
と続くわけです。

この繊細で熱い愛の歌……、泣かなかったら嘘でしょ、って感じです。

思いつくまま書いてみましたが、結局、職人とアーティストの境目ってなんなのでしょうか。

職人といわれる方々の仕事だってアーティストに近いものの場合もあるし、アーティストの仕事にだって職人的なこともあると思うのです。

でも、職人とアーティストの間には、なにか絶対的な感覚の違いが存在しているような気がするのですが。



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