そんなこんなをいろいろ検索していて、見つけた名曲、さだまさしさんの「風に立つライオン」。

歌というより、物語を読んでいるような感覚。

いろいろな想いとか、風景とかが、頭の中に渦巻いて、曲を聴きながら大泣きしました。

この曲は、さだまさしさんの古くからの知り合いである医師、柴田紘一郎氏の体験談から作られたものなのだそうです。

柴田医師はケニアへ巡回医療の医師として赴任、
「風に立つライオン」は、日本に残してきた恋人(元恋人?)から届いた結婚の知らせに対する返事という設定で作られています。

♪やはり僕たちの国は残念だけれど何か
大切な処で道を間違えたようですね♪

という歌詞が出てきますが、
ううう~ん、どこをどう間違えてしまったのだろう、
間違えたとしたら、これからどうしていけばいいのだろう、
と考えてしまいました。

私は、もしも前世というものがあるのだとしたら、その前世で、
「次に生まれてくるときには日本人になりたいな~」
って思ったような気がしているのです。

たぶん、日本人以外の自分が日本人を見たとしたら、
小柄で可愛らしくて、
礼儀正しくて、
細やかで、
真面目で、
情緒があって、
独特の文化があって、
穏やかで、
言葉も豊かで、
「日本、いいな、日本人として生きてみたいな」
って思ったんじゃないかなって。

前世はともかくとしても、単純に日本が道を間違えてしまっているのは、日本人として悲しいです。

♪僕は風に向かって立つライオンでありたい♪

こんなふうに思う男性、素敵だなと思います。

そして、ラストの、
♪ありがとう♪
に続く
♪さよなら♪

切なさと
潔さと
あたたかさと
優しさに、
もう泣かずにはいられません。

書き綴るよりも、聴いてみましょう。
名曲です。

 



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