「革命のファンファーレ」現代のお金と広告(西野亮廣著、幻冬舎)を読んだ。

 

革命のファンファーレ 現代のお金と広告 (幻冬舎単行本)

革命のファンファーレ 現代のお金と広告 (幻冬舎単行本)

西野 亮廣
1,238円(12/15 08:03時点)
発売日: 2017/10/04
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特別、お笑いのファンでも、西野さんのファンでもなかった。

西野さんを知ったのはSNSで友達になっている人のつながりから。

SNSで友達になっている人が西野さんのコメントに「いいね!」をしたので、私のタイムラインにも上がってきた。

そしてそのコメントに「私もそう思う!」と共感したのがきっかけ。

その後も「そう思う!」と共感することが続き、その流れでこの本も読んだ。

「好きなこと」を仕事になるまでやる

最初になにに共感したのか忘れてしまった。

”好きなことを仕事化するしか道が残されていない”時代だ。

というような発言だったかもしれない。

仕事の環境はどんどん変化している。コンピュータ化されて、ロボットも出てきて、今までストレスをためながら人間がやっていた仕事はなくなっていく。

では、人間はどうしたらいいのか?

「好きなこと」をとことんやって、仕事になるくらい突き詰めていく。

『「ここまでのこだわりが持てる」または「このことについての知識がある」のは、さすがですね!』

となるくらいに、究める。

好きなことに取り組むのは、苦にならないはず。

いえ、たぶんやればやるほど悩みの種にもなるかもしれませんが、元々が「好きなこと」であるのを忘れてはいけない

ちなみにこのブログを書いているのは真夜中で、眠る時間だけど、伝えたくてたまらないから、書いている

 

つけくわえるなら、仕事は稼ぐためにするもので、この本のサブタイトルも「現代のお金と広告」ですが、貨幣価値も変わっていくような気がしている。

お金のことを考えるのは苦手だけど、見えないところでお金はグルグル回っているんだなあって、本を読んであらためて思った。

肩書なんてなんでもいい

私のライフワークは「伝えること」だ。

「伝えたいこと」があるから、漫画家を目指し、その後モノカキを目指し、小説を書き、投稿したり、自費出版もし、サイト運営をし、インタビューもし、ブログを書き、Webライティングもし、占いもし、演奏もしている。

Webライティングについては、クライアントさんのニーズに合わせて執筆するけれど、「こんな情報をユーザーは求めているのではないか?」という企画から考えて執筆するほうが燃える

前から私を知っている友人からは、

「漫画家になりたいって言ってたのに、今度はインタビュー? なにやってんの? 自分がなにをやりたいのか、ちゃんと考えたほうがいいよ」

と言われたこともあった。

私は「伝えること」をしたいのだ。伝える手段にこだわって、ひとつにしぼっていたら、誰にもなにも伝えられない。

そのことに気づいたから、手段を変えて「伝えること」をしている。軸はまったくぶれていない。

今の時代に「〇〇になる!」と肩書きを一つに決め込む方が、よっぽど危険だ。

うんうん、肩書はなんでもいいし、いくつあってもいいかな。とにかく「伝えること」をしていく。

ひとりで完結する必要はない

人には得手不得手があるのだから、アイデアや体力や特殊な技能は補完し合えばいいい。

コンピュータが出てきて、パソコンを個人でも使うようになったころからだろうか。

人間のライバルがコンピュータになってしまった気がしている。

コンピュータを扱うのは人間のはずなのに、いつの間にかライバルがコンピュータ。

人間なのに、マシンのようにパソコンのキーを打つ。

速く、間違わないように、ルール通りに、コンピュータに負けないように

そして人間なのに「コンピュータのように完璧でなければいけない」と思ってしまう人が増えたような気がする。

「ああっ、こんなことができないなんて、自分はダメ人間だ!」

なんて自分を責めてしまったりもする。

人間はコンピュータのように完璧になる必要なんてない。

苦手なことは他の人に任せて、力を貸せることは貸して、それぞれが足りない部分を補いながら生きていけばいい。

ネタバレは必要だ

西野さんは、絵本「えんとつ町のプペル」をインターネットで全ページ無料公開した。

無謀な行為だと、たたく人たちもいた。「そんなことをしたら、絵本が売れなくなってしまう!」という意見だ。

でも、その後、絵本は売れた。

つまり、ネタバレは大いにOKなのだ。

この、ネタバレOKにも大いに共感した。

だって、いいかどうかわからないもののために、人は動かない。

例えば映画を観に行くのは、その映画がおもしろいはずだと期待していたり好きな俳優が出ると知っているから。

例えばライブに行くのは、そのライブに行けば感動することがわかっているから。

例えば知人の誘いにのって出かけていくのは、楽しそうと思うから。

もちろん興味があること、すべての場に行けるわけではないけれど、面白くも楽しくもないだろうという場には、時間があっても無料でも行きたいとは思わない。

また、いいのかどうかわからない場には、積極的に出かけていこうという気が起こらない。

「いつか仕事になるかもしれないから」とネタを大切にしまっておく人もいるけれど、ネタを明かさなければ誰も気づいてくれない。

明かしたことで枯渇してしまうようなネタなら、それだけの価値のものということではないだろうか。

信用されることが大切

お金を稼ぐな。信用を稼げ。「信用持ち」は現代の錬金術師だ。

これも共感!

信用できない人の元には仕事はやってこない。信用できない人に、仕事を頼もうとは思わない。

信用は能力や実績だけから成るものではなくて、人間性も大きく関わってくる。

同じような能力と実績を持つAさんとBさんがいたとき、どちらに仕事を頼むかといったら、人間的に好感が持てる人のほうに頼むのではないだろうか。

嫌だなって思っている人に、敢えて仕事を任せようとは思わない。

信用と信頼の違いって?

というところで、「ん?」と思った。

信用と信頼の違いって、なんだろう?

調べてみた。説明してくれている方がいた。

「信用」と「信頼」の違いをご存知ですか?
(http://blogs.itmedia.co.jp/tani/2011/10/post-f5e5.html)

※記事より引用※
「信頼」してもらうためにはまず「信用」が必要です。「信用」なしには「信頼」を勝ち取るのは難しいでしょう。

とてもわかりやすい!

こちらの記事によると、「信用」とは過去の実績で生まれるもの、

「信頼」とは、過去の実績を見て「信用」できると思ったうえで、「信頼」して「この仕事を任せよう」といったように、未来につながるもの。

つまり「信頼」とは「信用」ありきのもの

過去の実績などから「信用」されなければ、「信頼」されることはない。

 

もっと細かくいうと、

信用を得るためには実績を作る必要がある。

実績を作るためには、自分がやってきたことを明かして示す必要がある。

実績が認知され、実績が価値があるものだと受け入れられる(共感)。

そこで信用を得て、信頼関係が生まれる。

そして仕事を一緒にしよう、または任せようというような未来への行動につながる。

 

**簡単に流れをまとめてみる。**

実績を作るためのネタバレ、または実績のネタバレ

⇒認知

⇒共感

⇒信用

⇒信頼

⇒行動

このような流れだろうか。こうやって物事は回っていく。

足りないのはネタバレだった!

ここまで考えていて、自分自身の足りない部分に気づいた。

「信用は大切、信頼関係を築くことも大切」

そのためには人間性も磨いていかなくちゃ~

などと思ってきましたが、なぜ仕事の回転が良くないのか?

ハッと気づいた。

私は「ネタバレ」が足りていない

しないようにしていたわけではない、していたようなつもりでいたけれど、充分にしていなかった!

仕事のことを相談しに行った方に、

「今日、話を聞いて、初めてどういうことをやっているのか、知りましたよ。もっとアピールしていったほうがいいですよー」

と言われたりもした。

なにをやっているかわからない人のところには、仕事はやってこない

当たり前だ。なにやってたんだ、私~。

やっていたつもりのネタバレを、もっとしていく方法を考えていこう。

「革命のファンファーレ」は読んで気持ちがラクになって、やる気が出る著書だけれど、特に自分自身の足りない部分に気づけたことは大きな収穫!

革命のファンファーレ 現代のお金と広告 (幻冬舎単行本)

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