久しぶりに行ってまいりました！

東京Jajouka ワンマン・ライヴ@銀座TACT！！

雨の平日にも関わらず、満員の会場内はスタートからラストまで熱気に包まれていました。

毎回思うのですが、

決して浮ついていない安定したベテラン陣の演奏に感動したり感心したりすることしきり。

ブライアン、ダルシマー中♪

”音楽”って、音を楽しむって書くけれど、
そしてもちろん音を楽しむ軽い感覚も否定はしないけれど、
でも、音楽って、単に音を楽しむものではないよね、
って感じたことがありました。

その時に”音楽”、”music”の語源を調べてみたら、
昔から音楽は庶民に楽しまれるものであったわけではなく、昔はもっと神聖なものであったとのこと。

でも、この夜は、この会場内にいて、
musicの語源であるギリシャ神話の芸術の神様ミューズ（musicは、「ミューズの恩寵にあずかる人間の営み」）に、
「この時間は、心置きなく音楽を楽しんでいいですよ」
って、楽しむことを許されたような気持ちになりました。

”許される”なんて大げさだけど、
それくらい温かくて、大きな力を感じる心地よい時間だったという意味。

ブライアン、シタール中♪

私はストーンズの音楽に接すると、いつもブライアンに心の中で話しかけてしまうのですが、
今回は「No Expectations」の綺麗な旋律を聴きながら、ブライアンに話しかけてしまいました。

ブライアンフリークゆえの、妄想爆発しているだけかもしれませんが（笑）

『No Expectations、もう期待しないってすべてに投げやりになってたわけじゃないよね、
音楽は絶対にあきらめてなかったよね。
でも信頼とか、愛情を得ることには少しあきらめモードで、それでもそれらを求めていたんだよね。
だけど気付いてた？　信頼も愛情も、ブライアンの近くにはたくさんあったんだよ。
うん、信頼できないものも嘘もたくさんあったよね。良くないものにばかりとらわれず、良いものに目を向けていけばよかったね』

なーんて、ブライアンに心の中で話しかけながら、涙うるうるになってきて、
ブライアンは全部わかっていたのかもしれなくて、
反対にこれらのことに気付かされているのは私の方かも、
とも思えてきました。

ブライアンのことを想うたび、
言われているような気がすることがあります。
「生きていることを謳歌しなよ」

自分はやりたいこと半ばで亡くなってしまった、
誤解も解けないままだった、
生きていれば、何でもできるのに、
やりかけていることも続けることができるし、
誤解を解く努力もしていけるのに、
なんで生きていることを謳歌しないで落ち込んだりするんだよ、
って。

やり続けなくちゃいけないな、
生きている私たちは、生きている限り、やっていかなくちゃいけない、
やれること、あきらめずにやっていかなくちゃいけない。

そんなことをあらためて教えられた気をもした、素晴らしい夜でした。

メンバーの皆様、ブライアンの魂に、心から感謝を――

TOBYさん＆MIHOさん「Something Happened To Me Yesterday」熱唱中♪

【SET LIST】
【１部】
１．Everybody Needs Somebody
To Love~Pain In My Heart
２．I Just Want To Make Love　To You
３．Walking The Dog
４. I Can’t Be Satisfied
５．Heart Of Stone
６．Mercy Mercy
７．The Last Time
８.　Stupid Girl
９．Lady Jane
10. As Tears Go By
【２部】
１．魔王序曲~魔王のお城
２．２０００Man
３．She’s A Rainbow
４．Gomper
５. Mother’s Little Helper
６．Paint It, Black（黒くぬれ！）
７．No Expectations
８．Time Is On My Side
９．.Not Fade Away
10. Suzie Q
11.Under My Thumb
12.Get Off Of My Cloud
【アンコール1】
１．Something Happened To Me Yesterdy (Vo.Keith）
２．Let’s Spend Night Together
３．Ruby Tuesday
【アンコール2】
１．Jumping Jack Flash
２．Satisfaction

そして、聴きましょう、やはり泣きました。「Ruby Tuesday」。
すごすぎる、ブライアン。。
久々に私もリコーダー練習しよう、、、

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