1945年8月6日午前8時15分、
広島に原爆が投下され、日本は唯一の被爆国となりました。

同年8月15日、国民に日本の降伏が知らされました。

自分はなんで生まれてきたのだろう――、
なんのために生きているのだろう――、
なんの取り得もないのに――、
生きてくのがつらい――、

当たり前のようにやってくると思っていた明日が奪われると思ったときに、
こんなことに頭を悩ませたりするだろうか。

とにかく生きたいと願うのではないだろうか。

以前にも書きましたが、私たちにできるのは、こういう過去があったことを、
知ること、忘れないこと、繰り返さないこと、
もうひとつつけ加えるならば、今の時代を生きている私たちは、
よりよく生きていこうとしなくてはいけないと思う。

そして、絶望的状況から日本をここまでにしてきたジャパニーズ・スピリッツを忘れないこと、

その頑張りを無駄にしないこと。
(この件については、以前「大切なこと、忘れていませんか?」で書いてます)

今回紹介するのは、龍之介さんが15歳のとき、原爆記念館に行った後、作ったという曲。

その後、広島の街角で歌った時、聴いてくれていたおじいさんに、
「その歌は損得のために歌わないで欲しい」
と言われた。

”我々は、この悲しみと一緒に生きてきたのだから、それを売り物にしないで欲しい”と。

封印されていた曲でしたが、「もう歌えなくなるかもしれない」という病気になってしまい、新しいアルバムに収録することにしたそうです。(幸いなことに、病気は完治)
「鳩よ」です。



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