「不幸でいたい自分っていうのがいるからね」
というようなフレーズが会話の中で出てきた。

これは、
「私って、こんなにツラいの、不幸なの」
って思いたい自分がいるってことだろうか。
物事の悪い側面だけに執着しているってことだろうか。
悩んでいる状態は、実は自分自身が作り出してしまっているのだろうか。

と考えた私は、この本を読んでみた。
「自分を不幸にしない13の習慣」小川忠洋著

 



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自分で自分を不幸にしている

この本によると、

ほとんどの人は、自分で自分を不幸にしてしまっています。
自分で自分を成功から遠ざけるようなことをしています。
それは、習慣的に行われているので、本人がそれに気付くことはありません

とのこと。

気付かずにやっているのなら、自分もやっている可能性大!

では、その習慣をどうやって改善していったらいいのか?

まずやるべきことはセルフイメージの催眠状態を解く」。

私たちは小さいころから、周囲に言われてきた言葉から、自分のイメージを作り上げてしまっている。

例えば、
「内気な性格だ」
と言われ、何の抵抗もなくそれを受け入れ、自分を内気な性格だと思っていると、
実際は内気じゃないかもしれないのに、内気な人間になってしまう。
そして内気な人間としての生き方をしてしまう。

そのセルフイメージは思い通りに変えられるのだそうで、
まずは目標設定を大きくしすぎず、小さな成功を重ねていく、セルフイメージに成功のパターン、癖を作っていくこと

うまくいく人はがんばらない
何故なら、うまくいくことが当然と思って行動している、そういうセルフイメージが出来上がっていて、
セルフイメージ通りに行動するのには何の努力も気合もいらない。

一方うまくいかない人は、気合や忍耐でうまくいかせようとするので、行動するのがしんどくなってしまう。
気合や忍耐で結果が出せたとしても、長続きはしない。人間はしんどいと思っていることを長くは続けられないもの。

具体的にどんな習慣によってより良いセルフイメージを築けるのかは、以下↓

不幸にしない習慣

まず、『不幸にしない習慣』

①許す(まずは自分を、そして他人を)
失敗した自分を責め、傷つけない。不完全な他人を受け入れる。

②忘れる

③リラックスする時間を持つ

④小さな成功を重ねる
(頭の中で失敗の経験を再現しない)

⑤事実と意見を切り離す
何かをやってダメだったのが事実であっても、「自分は何をやってもダメなんだ」という意見と混同しない。

幸せの習慣

そして、
幸せとはどんな出来事に対しても、明るく反応できる習慣。

『幸せの習慣』
①笑顔

②他人と比べない

③自分と友達になる

④他人に好かれようとしない

⑤過去を作り直す
(過去の出来事に対する解釈を変える)

⑥ポジティブ・リアクション
(現実を受け入れ、それを乗り越えていく)

⑦心配しない

⑧批判に無神経になる

詳しくは本を読んでみてくださいませ。

しかしうーん、
言われてみるとその通りだと思うのですが、
実際に悩んでいる時に、どうしたらいいのか、やっぱり更に悩んでしまう。

本にも書かれていますが、
例えば「心配しない」に関しても、
全く心配しなくていいというのではなくて、
心配しすぎない、というバランスの問題なのだと。

悩んでしまうことが起きたとしても、
それは心がある人間なら当たり前、
でもその悩みにつぶされないように、夢中で足掻いてみるのも一案なのかなと思う。

そして、本に書かれているような習慣を日常化していくことにより、
自分を辛い状況に追い込むように悩むことも少なくなっていくのかなと思う。

 

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