今更なのですが、中島みゆきの「空と君のあいだに」の歌詞が深い!と思いました。

歌詞を見ると、恋愛の歌のようなのですが、
恋愛ということは置いておいても、

「君が笑ってくれるなら 僕は悪にでもなる」

ここ、特に深いです。

単純に受け取ると、
愛する人のために犯罪者になっちゃうの?
と思えてしまいますが、
そういう解釈ではなくて、恋愛ではなくても、
自分を取り巻く人間関係の中で、
いつも穏やかな相手が、常に穏やかとは限らない、
時には荒んだ気持ちになってしまうこともあるでしょう。

そんな時、今までのいい人間関係から一転して、
まるでこちらが悪人になったかのような、八つ当たりのような言葉をぶつけられてしまう。

とても心傷つく事態だと思いますが、
この歌詞を見て、思ったのです。

気持ちが荒んで、きつい言葉をぶつけてくる、
自分が悪人になったような気持ちにさせられてしまう、
でも、その相手が信頼している大切な人ならば、
そういう時は、敢えて自分は悪人になってしまうことも受け止めなくちゃいけないのかな、
と。

人間、みんな弱いです。

いつも順調とは限らない、
そんな時に誰かに気持ちをぶつけたくなる、
普通に、「今、悩んでいるんだよね」と言ってくれれば対処もしやすいですが、
素直に言えない人もいます。

だから
ぶつける気持ちを受け止める存在は必要なのだと思います。

そう思えば、
相手が大切な存在ならば、
一時的に、自分が悪人になることも受け入れられるかも、と思いました。

正に、
「君が笑ってくれるなら 僕は悪にでもなる」
本来の穏やかなあなたを取り戻してね、
という気持ちで。

もちろん受け止める器からこぼれてしまうほどは頑張れなくて、
限界はあると思いますが。

では聴いてみましょう。
絢香のカバーです。



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