「水と森の聖地、伊勢神宮」(稲田美織著、ランダムハウス講談社)を読んだ。
伊勢神宮は私にとって特別な場所。

去年初めて行った時のことを、下記ブログで書いています。↓
ありえないほど神聖な場所・伊勢神宮

※引用※

この場にいることがなんとありがたいのだろうか。それは、故郷で「お帰りなさい」と迎えられているような、懐かしく、そして特別な感情だった。

まるで故郷に帰ったような感覚……、私と同じように感じる方がいるというだけで、感動して涙がでてきてしまった。

自分にとってこんなふうに思える場所が、自分が住む国、日本にあるというのは、なんて幸せなことなのだろう。

そして著者の稲田さんは、
今までは物質的に恵まれることが豊かな形であったが、本質を理解していなかったため矛盾が起き、真の豊かさから逆方向に向かってしまった、
と指摘し、
その軌道修正のため、なにが必要なのかということで、

※引用※

「本質が何なのか」を知ることが大切だと思う。そうすれば個々がそれぞれの価値観を持つことが出来、良い方向に自然に導かれていくようになるのではないか。シンプルで質の高い暮らしのあり方を伊勢神宮の衣食住から学ぶことは、現代の私たちの生活をどういう方向に進めて行ったら良いのかの、羅針盤になると信じている。

と述べている。

”シンプルで質の高い暮らし”!
魅力的な響き!

本質が何なのか、嘘と真実を見極める心、感覚を持つことは、今後ますます必要になると、私も思っている。

誰かにとって都合のいいことだけが情報として流されることもあるのでしょうが、
それが嘘なのか、真実なのかを見極めることが大切で、
今後は自己判断、自己責任の時代になるのでしょう。

だけど、認め合い、支え合うことも大切。
何が大切なのかをきちんと考えられることも必要。

※引用※

神宮には質の高い衣食住の原点があり、それらは長い間保たれてきた。現代文明では、利益を求めるために捨ててしまったものも、ここには残っている。千年以上続くことには意味があり、見た目は簡素なもののなかに、実が伴った大切なものがあることに気がついた。「故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る」ということであるが、本物には古いも新しいもないのだと、強く思った。

幸せって、
働いて、愛して、歌うことなんですって。

即ち、
働ける健康があり、仕事があり、(男女の愛情だけではなく)愛する人たちがいて、心地よい音楽がある。
シンプルだけど、幸せってそういうものですよね。

このことを教えてもらった時、深い感動で泣けてきました。

そう、本物に古いも新しいもないように、人の心の本質にも古いも新しいもないと思える。

環境が変化すれば表面的には変わっていくのは仕方ないことだけれど、本質的にはきっと変わらない。

働き蜂の集団には、働いている蜂の中に必ずサボっている蜂が存在するそうだ。
働いている蜂だけを取り出しても、またそこにサボっている蜂が存在するようになるそうだ。

※引用※

しかし、よく考えてみれば、サボっていると考えているのは、利益のみを重視する、人間だけがそう勝手に決めているだけで、その怠けているように見える蜂は、実は私たちの理解をはるかに超えたところで、大きな役割と働きを果たしているのかもしれない。
色々な要素が同時に存在するということこそが調和なのだ。色々な違いがあるからこそ、それぞれが補い合えて、隙間を埋めることが出来るのだ。それによって、調和により近づくのかもしれない。それは、世界の宗教、人種、性別、その他、様々なことにもいえるのだと思う。
~中略~
そして地球も私たちさえすべて、そのバランスの一部なのだ。すべてに存在理由がある。

共感ですね~

私も、一人一人は、……自分も、地球の細胞のひとつだと思っている。

一人一人が自分の役目を果たしているから、地球も、もっと大きな銀河系もバランスを取って保たれているのだと。

だから、役目から大きく外れたことをしてしまうと、淘汰されてしまうのだ。

それと、一見サボっているように見える蜂、……一見ダメに見える存在が、実は大きな役割を果たしているというのも納得。

失敗から何かを学び取ることもあるでしょうし、嫌だなって思う他人の行為を見て学ぶこともあるでしょうし、
落ち込むような出来事が実は誰かの励ましになっていたりもする……、

マイナスに思えることは、実はマイナスではなくて、大切で必要なことなのでしょうね。

※引用※

日本は経済大国としての経験も持ちながら、自然への畏敬の感性も持つという、稀な国であるということに注目したい。その両方を持つ日本の役割は、今後の世界において、とても重要になると思う。

日本……、素敵です。

でも、この素敵な国が危機に瀕しているように思えます。

一人一人が自覚を持って、例え小さい事でも役割を果たして、日本を守っていきたいものです。

この本を読んで、日本の素晴らしさを再確認しました。

都会に暮らしていると忘れがちだけれど、日本の中には、自然を敬愛し、自然と調和して暮らしている人々がいるのです。

シンプルで豊かな生活をしていきたいですね。

 



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