レンタル屋さんに行って、なんとなく借りてきたDVD、ドラマ「コヨーテ、海へ」。

佐野元春さんの曲名がそのままドラマのタイトルになっていて、佐野元春さんの音楽が全編に流れるこのドラマ、WOWOWでスペシャルドラマとして放送されたらしい。

「どこか旅にでも出たいなあ」
と思っていた私は、ロードムービーと紹介されていたこの作品に惹かれたのだ。

失踪をした父親の足跡を辿るかのように、父親が若き日に訪れたニューヨークに降り立った息子”ハル”、
そこで出会ったのは、ニューヨークの案内役を買って出た”デイジー”。
一方父親は親友の想いを抱き、ブラジルに降り立っていた。
現地で知り合ったガイドと共に目的地へと向かう。

ニューヨークの雪景色、ブラジルの青空、ニューヨークの大空、ブラジルの海。

旅に出たい私は観ているだけでわくわくしてしまった。

父親が”ビートニク(ビート・ジェネレーション)”に興味を持っていたとわかり、ハルとデイジーはそのゆかりの場所を訪れる。

ビートニク……、ポエトリー・リーディングなどの活動でも有名。アメリカの文学界で異彩を放った。代表的な作家としてアレン・ギンズバーグ、 ウィリアム・バロウズ、 ジャック・ケルアックがいる。

ビートニクのことは、ブライアンがらみで少し知っていますが、映像を追いながら、自分もそのゆかりの地を旅しているような気持ちになった。

”ハル”が教会でポエトリー・リーディングをする場面では、何故か涙が。

元の詩は佐野元春さん。

一部抜粋↓
「国籍不明のNeo Beatniksに捧ぐ」
現代を生き残ることについての恐れ、怒り、そして悪い予感
俺は陽気に歌いあげたい
アンティークな黒いレースを身にまとい
加速度を付けて舞い上がる
彼女とともに

憂鬱な未来図には もううんざりだ

遠くまで来てしまい、そこに泊まることになったガイドが自宅に電話を入れる。

奥さんに謝っている様子を見ていた父親が戻ってきたガイドに、
「ずいぶん謝ってたみたいですけど」
と声をかけると、
「いいんです」
とガイドは返す。

「私が謝る、奥さんが怒る、私が謝る、奥さんが笑う、私も笑います、子供も笑う、みんなも笑います、それがいいんです」

何か感じるものがあったような表情をする父親。

私にはそれが『ああ、しあわせって、こんなシンプルなことだったんだ』と気づいたように思えた。

若き日の純粋な夢を忘れ、妻に愛想を尽かされ、息子ともうまくコミュニケーションをとれなかった父親が、やっと自分らしさを取り戻したのだと。

父親も息子も、それぞれの旅を通して大切なものに出会い、大切なものに気づいた。

観てよかったなあと思えた作品でしたが、ますます旅に出たくなってしまった^^;

そんなところで、ドラマには関係ありませんが、佐野元春さんつながりで「約束の橋」を聴きましょう。




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