コメントから紹介して頂いた「キャデラック・レコード」(監督・脚本:ダーネル・マーティン、キャスト:エイドリアン・ブロディ、ジェフリー・ライト、ビヨンセ・ノウルズ他)を観にいきました。

はじめに。

上映中の映画館、いい感じでした。

2本立てで大人料金1300円、画面も観やすかったし、椅子もゆったり。

2本立てのもう1本の方も観たかったのですが、今回は予定があり、時間的に無理でした。

さて、話を戻しますが、この映画、とってもおもしろかったです!

映画が始まり流れてきたのは、マディ・ウォーターズの曲「I Can’t Be Satisfied」。

いきなりわくわくしました。

ブライアンつながりで、マディ・ウォーターズやチェス・スタジオの名前は知っていましたが、詳しいことを知らなかった私には、とっても勉強にもなりました。

***あらすじ***

レナード・チェス(ポーランド出身、11歳の時にシカゴに移住)は、1947年に弟のフィルと共にシカゴのサウスサイドにナイトクラブ「マコンバ」を開店し、そこでブルースに出会う。
マディ・ウォーターズ(ミシシッピ出身)はシカゴに移住し、1944年からエレキ・ギターをブルースに導入し、ストリート・ミュージシャンとして演奏していたが、1947年よりレナード・チェスとの付き合いが始まる。
レナード・チェスはマディ・ウォーターズをリリースするため、小さなレコード会社に投資、1950年には経営支配権を得て、チェス・レコードとした。
黒人音楽を中心に契約ミュージシャンを増やし、50年~60年代にかけて「シカゴ・ブルース」の潮流を作り上げた。
1969年、ニューヨークのディストリビューターに会社を売却してまもなく、レナード・チェスは心臓発作で死去。

1969年って、レナード・チェスはブライアンと同じ年に亡くなったのですね……。
2本で1本のギター」で、”ブライアンは他の楽器も演奏できたのに、何故ギターだったのでしょう”と疑問を持ったことを書きましたが、
この映画で、マディ・ウォーターズがギターを弾きながら歌うのを観て、またリトル・ウォルターが一緒にハーモニカを演奏するのを観て、
「ああ、そういうことなのね、だからギターなのね、だからハーモニカを覚えたのね」
って、疑問の答えを教えてもらったような気持ちになりました。

と同時に、
「本当はブライアンはボーカルもやりたかったんじゃない?」
とも思いました。

実際、初期の頃、コーラスをしていたブライアンは、ミックを負かすほど張り切って歌っていましたものね。

エタ・ジェイムズを演じるビヨンセの歌声には泣けました。

もちろんエタ・ジェイムズ本人の歌声も素晴らしいです。興味を持たれた方は、”Etta James”で検索してみてください。

リトル・ウォルターがあんなふうな亡くなり方をしたのを、この映画で知りました。

ハウリン・ウルフとマディ・ウォーターの関係、またレナード・チェスが黒人ミュージシャンにとってどんな存在だったのか、チェス・レコードの”チェス”がレナード・チェスの名前からきていたことも、この映画で知りました。

チャック・ベリーの演奏が白人と黒人の壁を壊した、なども。

映画中にストーンズも出てきます。
たぶん、「CHICAGO Chess SESSIONS」で書いた時のことではないかと。

ビルの著書に、
「おれたちは意気揚々と、チェス・スタジオへ2回目のセッションに向かった。スチュを手伝ってバンから機材や楽器をおろしていると、大柄なマディ・ウォーターズその人がいたのでびっくり仰天してしまった。彼が進み出てギターを運ぶのを手伝ってくれたので、さらに動揺してしまった。」
と書いてあるのですが、映画中でもマディ・ウォーターズが荷物を運ぶのを手伝っていたので、
「細かいところまで、事実に忠実だなあ~」
と感心してしまいました。

映画のラスト、マディ・ウォーターズがロンドンに着いて大歓迎をされるという場面が出てきます。

ストーンズら、イギリスのミュージシャンたちがブルースのカバーをし、黒人ミュージシャンをスターにしたのですね。

このあたりのことは、以前紹介しましたが、「レッド、ホワイト&ブルース」を観るといいかもしれません。

ブライアンがインタビューで、”ストーンズの曲から何か一曲”と言われてリクエストしたのは「2120 south michigan avenue」(南ミシガン通り2120)でしたが、これはチェス・スタジオの住所だそうです。

ブライアンは本当に、ブルースに心酔していて、そのブルースを世に出したチェス・レコード(スタジオ)も聖地のごとく、大好きだったのでしょうね。




スポンサーリンク

↓ポチっとよろしくです!
にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう