妄想ブログにようこそ。

……なんて、こういうブログを書きながら、たまに(?)妄想が交じってしまうことがあるのですが、今回は特に「そんなの妄想だ! 思い込みが激しすぎる!」と思われてしまうかも。

怒らないでいてくれる方、先にお進みくださいませ<(_ _)>

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以前、『「笑い猫」”はみだしっ子”より』というブログの中で、

「例えば、アンジーが雪山で自殺未遂をしたときには「眠くはないけど 行くところがない」という台詞が出てきますが、これは、ボブ・ディランの「Mr. Tambourine Man」の歌詞、”眠くはないけど 行くところがない”(I’m not sleepy and there is no place I’m going to.)からきているらしいです。」
などと書きましたが、この”眠くはないけど 行くところがない”というフレーズ、ずっと印象に残っていました。

すごいな~、深いな~などと思っていたのですが、このようなブログを書きながら、実は私、この「Mr. Tambourine Man」を聴いたことがなかったんです。

ところが先日、某店でCDを見ていたところ、店内に「Mr. Tambourine Man」が流れてきたのです。

聴いたことがないのに、何故わかったかというと、いきなり♪Hey! Mr. Tambourine Man~♪と始まるので、わかりやすかったんですねー

いい曲だな~と思い、その店で「Mr. Tambourine Man」が入っているボブ・ディランのCDを買ったのですが、そのCDは2000年くらいのライブ音源で、
「アレンジも声も全然、ちが~う! ハーモニカも入ってない!」
とショックを受け、youtubeで探して、
「そうそう、これこれ!」
と思いました。

で、ここからが私の妄想なのですが、私が某店内でこの曲を聴いてすごく気に入った理由のひとつとして、思わずブライアンを思い浮かべてしまったから、というのがあるのです。

だって、例えばこの映像、見てみてください。↓

タンバリンを狂ったように叩き、ミックをはねのけて歌うブライアン。
正に、「Mr. Tambourine Man」!

「Mr. Tambourine Man」は1964年の曲で、曲を作ったときに、ボブ・ディランがこんなふうに演奏するブライアンを見たことがあったかどうかはわかりませんが。

以前書いた「ブライアンとボブ・ディラン」の冒頭には、
「ブライアン・ジョーンズな日々 part7」で書いたように、ビルが書いた「ストーン・アローン」によると、ブライアンとボブ・ディランが会ったのは、1965年(ニューヨーク)ということになっている。

※引用
ニューヨークに到着した晩(1965年10月27日)、おれたちの主演映画の企画を練っていたクラインは『乱暴者』というマーロン・ブロンド主演の映画を見せてくれた。シティ・スクワイアに戻ると、ボブ・ディランがブライアンを訪ねてきた。以来ふたりの付き合いは長いこと続く。

とありますが――

ん? これって、あらためて考えてみると、ちょっとおかしい。

初めて会ったのが1965年の10月だとすると、いろいろと辻褄があわない……、と思い、調べなおしてみると、

KAWADE夢ムックに、
「1965年4~5月、ディランがイギリス・ツアーをしていた頃、ストーンズはアメリカ・ツアーをしていて、ディランが帰国する前日にストーンズはロンドンに戻り、ブライアンはディランに会った」
とありました。

そしてディランはロンドンから帰国する機上で「Like A Rolling Stone」を作ったそうだ。

妄想を働かせると、ボブ・ディランは何かの映像でブライアンがタンバリンを演奏する様子をみて、そのイメージで「Mr. Tambourine Man」を作った。

そして実際にブライアンに会ってみて印象が変わり、「Like A Rolling Stone」と「Ballad Of A Thin Man」を書いた。

この2曲は「ブライアンとボブ・ディラン」の最後に書いた通りならば、ブライアンに向けて書かれたものなので。

うーん、しかしディラン自身が「(Mr. Tambourine Manは)自分に近い曲」だと語っているので、「Mr. Tambourine Man」はブライアンとは関係ないのかもと思ったり、「いや、自分を”Mr. Tambourine Man”に投影しているのか、歌詞に出てくる”ぼく”に投影しているのかわからないから断定は出来ない」と思ってみたり。

でももしも、万が一、この妄想が当たっていて、ブライアンのイメージでこれらの曲が作られたのだとしたら、ボブ・ディランにとってブライアンは、とっても創作意欲をかきたてられる人物だったのですね。

しかし会う前のイメージが「Mr. Tambourine Man」で、実際に知り合ってからのイメージが、「Like A Rolling Stone」と「Ballad Of A Thin Man」だとしたら、なんだか複雑、、、
(→その後、「「アイム・ノット・ゼア」”I,M NOT THERE”」で書きましたが、「Ballad Of A Thin Man」のモデルになったらしきジョーンズさん判明)

そういえば同じブログの中で、酔っ払ったキースがいきなり「Like A Rolling Stone」に腹を立て、ボブ・ディランを責めた、というようなエピソードを書きましたが、この曲が”ストーンズ”ではなくて”ブライアン”に向けて書かれた曲なのだとしたら、それを聞いたキースが「(仲間のブライアンを)ばかにするな!」と腹を立てたことになるわけです。

キース、いい人ですね^^ (と、勝手に思いこんで納得する)

というわけで、「Mr. Tambourine Man」の歌詞と、超イメージ”訳”をご紹介します。

この歌詞は理屈じゃなくて、イメージで受けとめるもののように思います。ドラッグソングという説もあるようですが。

ボブ・ディラン、詩人ですね~

「ボブ・ディランの作品は、そんなに何曲もブライアンをイメージしてないぞー!」
とお怒りの方、すみません^^;

ついつい妄想が、ぶわ~っと膨らんでしまったんです……

Mr. Tambourine Man
Hey! Mr. Tambourine Man, play a song for me,
I’m not sleepy and there is no place I’m going to.
Hey! Mr. Tambourine Man, play a song for me,
In the jingle jangle morning I’ll come followin’ you.
Though I know that evenin’s empire has returned into sand,
Vanished from my hand,
Left me blindly here to stand but still not sleeping.
My weariness amazes me, I’m branded on my feet,
I have no one to meet
And the ancient empty street’s too dead for dreaming.
Hey! Mr. Tambourine Man, play a song for me,
I’m not sleepy and there is no place I’m going to.
Hey! Mr. Tambourine Man, play a song for me,
In the jingle jangle morning I’ll come followin’ you.
Take me on a trip upon your magic swirlin’ ship,
My senses have been stripped, my hands can’t feel to grip,
My toes too numb to step, wait only for my boot heels
To be wanderin’.
I’m ready to go anywhere, I’m ready for to fade
Into my own parade, cast your dancing spell my way,
I promise to go under it.
Hey! Mr. Tambourine Man, play a song for me,
I’m not sleepy and there is no place I’m going to.
Hey! Mr. Tambourine Man, play a song for me,
In the jingle jangle morning I’ll come followin’ you.
Though you might hear laughin’, spinnin’, swingin’ madly across the sun,
It’s not aimed at anyone, it’s just escapin’ on the run
And but for the sky there are no fences facin’.
And if you hear vague traces of skippin’ reels of rhyme
To your tambourine in time, it’s just a ragged clown behind,
I wouldn’t pay it any mind, it’s just a shadow you’re
Seein’ that he’s chasing.
Hey! Mr. Tambourine Man, play a song for me,
I’m not sleepy and there is no place I’m going to.
Hey! Mr. Tambourine Man, play a song for me,
In the jingle jangle morning I’ll come followin’ you.
Then take me disappearin’ through the smoke rings of my mind,
Down the foggy ruins of time, far past the frozen leaves,
The haunted, frightened trees, out to the windy beach,
Far from the twisted reach of crazy sorrow.
Yes, to dance beneath the diamond sky with one hand waving free,
Silhouetted by the sea, circled by the circus sands,
With all memory and fate driven deep beneath the waves,
Let me forget about today until tomorrow.
Hey! Mr. Tambourine Man, play a song for me,
I’m not sleepy and there is no place I’m going to.
Hey! Mr. Tambourine Man, play a song for me,
In the jingle jangle morning I’ll come followin’ you.

↓超イメージ訳↓(”Mr. Tambourine Man”は訳さず、そのままにしました)
Hey! Mr. Tambourine Man ぼくのために演ってくれよ
眠くもないし 行くところもないんだ
Hey! Mr. Tambourine Man ぼくのために演ってくれよ
やかましい朝へと 導いてくれ
日暮れた帝国は砂と化し てのひらからこぼれていったけど
ぼくは暗闇の中 ひとり残された
それでも まだ眠くないんだ
戸惑うほどに疲れ果て 一歩も歩けない
ひとりぼっちだしさ
それに古びた空虚な通りは 夢をみるにはあまりにも寂しすぎる
Hey! Mr. Tambourine Man ぼくのために演ってくれよ
眠くもないし 行くところもないんだ
Hey! Mr. Tambourine Man ぼくのために演ってくれよ
騒々しい朝へ つれていってほしい
魔法をかけた船で 旅立たせてくれ
感覚は剥ぎ取られ 手を握り締める力もない
爪先はだるく ブーツの踵が彷徨いだすのを待っているだけ
どこにだって行くよ そのパレードに吸い込まれるように消えていってしまってもいい
行く手に 踊りの呪いをかけてよ
そこを通っていくからさ
Hey! Mr. Tambourine Man ぼくのために演ってくれよ
眠くもないし 行くところもないんだ
Hey! Mr. Tambourine Man ぼくのために演ってくれよ
賑やかな朝へ 導いてほしいんだ
ぐるぐるゆらゆらふらふらと 太陽を巡る 狂った笑い声が聞こえるだろう
誰に向けられたものでもない ただ逃げまわっているだけ
でも 空には遮るものがないから
もしも なんとなくタンバリンのリズムに合っているように聞こえたとしたら
それは隠れているボロ布を纏った道化師のせいだよ
そんなものは 気にしない
やつが追い回している影が見えているだけなんだから
Hey! Mr. Tambourine Man ぼくのために演ってくれよ
眠くもないし 行くところもないんだ
Hey! Mr. Tambourine Man ぼくのために演ってくれよ
騒々しい朝へ 導かれていくから
そして 心にくすぶる煙の輪っかの中に ぼくを隠してくれ
霧深い時間の廃墟へ
遥か昔にさかのぼり
凍てついた葉っぱ 呪われ脅えた木々 風が吹きすさぶ砂浜の
狂いそうな哀しみから遠く離れたところで
片手を自由にひらひらさせながら
きらめく空の下で踊るんだ
海のシルエットとなり 砂の上に弧を描く
すべての記憶と運命を波の底に沈めて
せめて明日になるまで 今日を忘れさせてくれ
Hey! Mr. Tambourine Man ぼくのために演ってくれよ
眠くもないし 行くところもないんだ
Hey! Mr. Tambourine Man ぼくのために演ってくれよ
賑やかな朝へ つれていってほしいんだ



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