映画「キサラギ」(監督:佐藤祐市、原作・脚本:古沢良太)を観た。
小栗旬:家元役、ユースケ・サンタマリア:オダ・ユージ役、小出恵介:スネーク役、塚地武雄:安男役、香川照之:イチゴ娘役

このキャストを見ただけでも、「おもしろそう!」と思った。

☆あらすじ☆
2007年2月4日、売れないアイドルだった如月ミキの一周忌。
如月ミキ愛好家、家元(小栗旬)のネット上の呼びかけに応じて、如月ミキの”追悼会”に集ったメンバー。
家元、オダ・ユージ、スネーク、安男、イチゴ娘は、ネットで書き込みをした際のそれぞれのハンドルネームである。
5人の密室での会話だけで、ストーリーは展開していく。
如月ミキの死因は「自殺」とされていた。
ところが、オダ・ユージの、
「彼女は自殺じゃない。殺されたんだ」
という一言をきっかけに、如月ミキの思い出話に楽しく花を咲かせようとしていた”追悼会”の雰囲気が一転してしまう。
次々に明かされていく、集った5人、それぞれの正体。
もしかして、この中に犯人が!?

☆☆☆

サスペンスのようでありながら、笑ってしまうところいっぱい。

脚本の古沢さん(『ALWAYS 三丁目の夕日』で第29回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞)は、この映画のイメージはコメディだと語る。

たくさん笑いましたが、私は最後のほうで、ちょっと泣けました。

つまり、この映画は笑いあり、涙あり、なんです。

明かされていく真実に、
「そうきたか!」
と感心してしまいながら、ラストで、
「あれ?」
と思う。

でも、あの謎のラストがまた現実っぽくていい感じです。

個人的にはこの映画を観て、私が今ハマっているブライアン・ジョーンズと重ねてしまいました。

彼も謎の死をとげています。

ファンたちが、警察で発表された死因に納得することができず、「自殺」「事故」「殺人」などの説が飛び出してくる。
(映画の如月ミキは”自殺”、ブライアンは”事故”ということになっている)

真相を知ろうと意見を出し合いながら、真相らしきものにたどり着いたとき、
「彼女はかえってこない」
とあらためて思うものの、
「でも彼女は僕らの心の中に生きている」
と思う。

そして生前の彼女は「しあわせだったのかな」「きっとしあわせだったよ」なんて語り合う。

真相だと思えたものも、また新たな事実が出てくると、揺らいできてしまう。

結局、どんなに考えたところで、本当のことはわからない。

それでも真実を知ろうとすることは無駄なことではなくて、でもファンがするべきことは、その死を嘆くことではなく、生前の彼女が与えてくれたものを大切にしていこうと思う心なのではないかなって思う。

映画の中で「偶然なんてない、すべては必然なんだ」というような台詞が出てきましたが、
この一年くらい、彼のことを知りたい一心でブライアンのことを書いてきた私が、このタイミングでこういう映画を観たこと、そして思わずブライアンと重ねてしまったことも偶然じゃないのかな。

真実を知ろうとすることは無駄なことじゃない、死を嘆くばかりではいけない、ということでしょうか。

そして、彼が遺してくれたものを大切にしていくこと。

映画自体もとてもおもしろくて、観てよかったですが、個人的にもメッセージをもらったような気持ちになりました。

「キサラギ」、おもしろいですよー♪




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