「あの胸にもういちど」1968年、フランス・イギリス合作映画。
マリアンヌ・フェイスフル主演の映画である。

他の映画を借りに行き、このDVDを発見して、思わずレンタルしてきた。
(このお目当てだった”他の映画”については、後日書きます)

少し前に「マリー・アントワネット」で現在のマリアンヌ・フェイスフルを観ることは出来たけれど、60年代の出演作品については、ひとつも観たことがなかったので。

この映画、アラン・ドロンなども共演しているのですが……。

当時の評判はどうだったのでしょう??

原題は「The Girl On A Motorcycle」。

直訳すると「オートバイの上の少女」。

原作である小説のタイトルも「オートバイ」というそうなので、「あの胸にもういちど」というのは、原題にこだわらず、日本向けに考えられたタイトルなのでしょうね。

しかし内容的には、正に「オートバイの上の少女」という感じです。”少女”というと、もっと幼いイメージがあるので、ちょっと違う気もしますが。

 

↓※注※この先、少しネタバレになるかもしれません。↓
ひたすら、マリアンヌがバイク(ハーレーダビッドソン)に乗って走り続けるのです。

しかし、明らかに合成でしょ?って感じの映像も目立ち、スタントマン使ってるよね?っていうのが、わかってしまう。

ストーリーを簡単に説明すると、新婚のレベッカ(マリアンヌ)は、結婚前に知り合ったダニエル(アラン・ドロン)のことが忘れられず、早朝、夫を残しベッドから抜け出し、素肌に皮のスーツを着て、バイクに乗りダニエルの元へ向かう、というもの。

バイクに乗っているレベッカの回想(妄想交じる)により、観客には彼女に起こった今までの出来事が分かる。

あまりにも妄想が交じるので、
「もしかしてコレは全部、彼女の妄想だったというオチなのでは?」
と思った。

ヘルメットもかぶらず、お酒を飲んで、猛スピードでバイクを走らせ、ヘラヘラしている彼女は、
「ドラッグでラリっているのか?」
という印象で、実生活でもドラッグをやっていたという彼女とダブってしまった。(実際、撮影中もドラッグをやっていたという話も)

で、ラスト、
「へっ? これで終わりっ?」
という感じ。

コレでは、色ボケした妄想癖が強い、頭が弱い女の悲劇ですよ。

まあ、恋愛とはこのように熱いもの、このラストがいいのだ、ともとれるのかもしれませんが。

ただし!

マリアンヌはすっごく可愛くて、それだけでも観る価値はアリ。
マリアンヌの可愛さだけで、最後まで退屈せず観られた映画です。

一説にはマリアンヌのプロモーション・フィルムだ、なんて話もあるそうです。

た、確かに。

マリアンヌといえば、60年代のミック・ジャガーの恋人としても有名で、ブックレットにはストーンズとの関係についても書かれています。

1946年12月29日、ロンドン生まれ。
貴族の血を引き、17歳まで修道院で育つ。
1964年にロンドンで行われたローティーン歌手、アドリエンヌ・ポスタの誕生パーティーへ出席していたストーンズのマネージャー、アンドリュー・ルーグ・オールダムは、ミック&キースが書くオリジナル曲をポスタに歌わせようと画策していたが、会場で出会ったマリアンヌを見初め、作戦を変更。
数ヵ月後、マリアンヌが歌う「As Tears Go By」がリリースされた。
マリアンヌはその後1965年に、交際していた美術商、ジョン・ダンバーと、いわゆる”出来ちゃった婚”をし、11月に長男ニコラスを出産。
1966年、交際していたクリッシー・シュリンプトンと不仲になったミックが、マリアンヌに接近。

↓以下、マリアンヌの発言(らしい)。
「キースとは寝たが、ブライアン・ジョーンズとは寝なかった」
「ミックの前で、露骨にジミ・ヘンドリックスに口説かれた」
「アニタ・パレンバーグとも肉体関係があった」
「ミックは全く淡白だった」

1969年7月3日、ブライアン・ジョーンズが自宅のプールで水死体となって発見された数日後、ジャガー主演の映画『ネッド・ケリー』出演のため滞在していたオーストラリアで、マリアンヌはオーヴァードーズのため、こん睡状態に陥る。
奇跡的な回復後、ローマで新しい恋人マリオ・スキファーノとの生活を始め、ミックとの生活に終止符を打った。

――えーと、ここで疑問。

マリアンヌはブライアンとも関係があったと言っていたと思うのですが、違ったのでしょうか。
あと、ジミヘンがマリアンヌを口説いたというのは、たぶんブライアンから散々ミックの仕打ちを聞いていたジミヘンが、ミックに嫌がらせをした、という一件のことでしょうね、たぶん。
それにしてもアニタとも関係が……、一体、この人たちはどうなっちゃっているのでしょう;
それとそれと、ミックが当時の恋人と不仲になったから、マリアンヌに接近した、というのは、なんとなく違うような?
ミックとマリアンヌは、すんなり別れたわけじゃなくて、マリアンヌがマリオのところに去った後に、ミックは追いかけていって、マリアンヌ争奪戦があり、ミックが勝利したと読んだ記憶が……。(全て曖昧;)

今回、映画を観ていて思ったのですが、マリアンヌって結構ブライアンの好みだと思うのですが、なんで手が早いはずのブライアンがマリアンヌにはいかなかったのでしょうね?

出会った頃には、お互いに他に恋人(もしくは夫)がいて、ブライアンとアニタの出会いもあって……、タイミングが合わなかったということでしょうか。

ブライアンの死後、こん睡状態になったとき、マリアンヌはこの世とあの世の狭間で、ブライアンに会ったという証言をしているのを読みましたが、ブライアンの死に一番打撃を受けたのは、マリアンヌだったのでしょうか。




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